2024/09/01
カジワラホームの家づくりの念い:第6回「きちんと知っておきたい耐震等級3」
〇耐震等級3とは?
カジワラホームの家づくりのこだわりをご紹介する「家づくりの念い」
今回はきちんと知っておきたい「耐震等級3」についてご紹介します。
そもそも、耐震等級3って何なの?
3ていうけど、いくつまであるの?
という疑問をお持ちの方も多いと思います。
まず耐震等級とは、建物の耐震性能を表す指標で、等級1、2、3の3つに分けられています。
等級の数値が大きいほうが耐震性能が高く、耐震等級3が最高となります。
各等級での基準は、
等級1は建築基準法の最低限度の性能と同等であり、
(注:同等なだけで、今建てられるお家がすべてきちんと耐震等級1の性能を満たしているとは
限りません。きちんと計算し、等級1でも認定をとっていなければ等級1相当です。)
「数百年に一度発生す規模の地震による力(東京における震度6強~7相当)に対して、倒壊・崩壊しない」、
「数十年に一度発生する規模の地震による力(東京における震度5強相当)に対して、損傷を生じない」程度とされます。
等級2は、上記等級1の地震による力の1.25倍に対しての基準となっており、
災害時の避難所となる学校などはこの基準以上の耐震性が最低限必要となり、
以前は長期優良住宅の認定も2が最低基準となっていましたが、
2022年から、様々な基準の見直しから、耐震等級3が求められるように変わってきています。
これは近年の住宅が、断熱や窓が強化されたり、太陽光の普及により、
以前より重くなってきているため、構造の規定が見直されているからです。
また近年の地震被害なども踏まえての影響も見受けられます。
等級3は、上記等級1の地震による力の1.5倍に対しての基準となっており、警察署や消防署などは、この基準に当てはまる設計とされます。
これを見ても、正直今一つ、分かりにくいかと思いますが、2016年の熊本地震の、
以前の記事でご紹介した、益城町の全棟調査によると、
耐震等級3の木造住宅は、16棟中、倒壊や全壊は0で、
損傷すらない無被害のお家が14棟だったという調査方向があります。
対して、等級1及び1相当の建物は303棟で、無被害は182棟と6割程度で、
損傷及び半壊したお家が102棟、倒壊・全壊したお家が19棟となっています。
この差はかなり大きいと思います。耐震等級3の性能について、
少しでも参考になれば幸いです。