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2025/01/31

震災から1年:備蓄はどのくらい必要?

先日、能登半島地震の特集番組で「水の備蓄は1週間ぶんは必要」というお話がありました。

能登半島地震では、水道復旧が七尾市で完了するのに約3カ月、珠洲市では約5か月とのこと。水道の耐震化整備の不備もあり、脆弱なインフラとなっていたのが原因で、上水道が機能しても、下水がまだ復旧途中の場所あるそうです。

そのため、まず最低限、応急給水車などの到着や、支援物資が届くまでの水の備蓄として、「1週間ぶん」ということのようです。

 

出典:農林水産省HP「災害時に備えた食品ストックガイド」より

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

上の資料は農林水産省のホームページに掲載の、「災害時に備えた食品ストックガイド」という資料です。水については、大人2人が1週間ぶんで、「2L×6本×4箱」ということです。これが飲料用+調理用ということなので、断水時のトイレなどに使う水は別途必要ということになります。

お引き渡し後の点検でお家の床下収納に、備蓄用の保存水を置かれているケースを見かけますが、2L×6本の1箱分がほとんどです。

災害発生からライフラインの復旧まで、過去の大規模震災でも電力は約1週間くらい、水道は約40日~3カ月半以上かかっているそうです。

2016年の熊本地震のあと、水を貯めておける「タンク式トイレ」や「貯湯式の給湯器(エコキュートなど)」が注目されました。

日頃の備えと合わせて、お家づくりにおいては「倒れないだけでなく、在宅避難・住み続けるができる家」を建てることが求められると思います。

2025年もお家がご家族の命を守る安心・安全な家づくり、そのお手伝いをできればと思います。

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